フジスポーツクラブのブログ

2021年11月22日 月曜日

★2021年11月22日

 

フジ全社員に私から配信してます。

今日は改めてこんな内容です。

 

『おはようございます。
本日はフジスポーツクラブの指導方針についてくどいかもしれませんが理解を深める為にまたもや触れます。
フジスポーツクラブの指導方針は【勝利(成果)と人間形成】のダブルゴールです。
世の中では勝利のみに目的が隔たり子供達を一人の人としてでなく勝利の為の道具としての目線で見るチームやクラブが非常に多く存在します。
フジスポーツクラブはそういうレベルの指導は目指してません。
一人ひとりにドラマと目標や夢があります。そして一人ひとりに将来があります。
スポーツにおいての勝利はそれ自体が目的ではなく将来の人間としての力をつける為に勝利を目指しているわけです。

勝利を真剣に目指す過程で人間力が得れるというわけです。
勝利至上主義とは、勝つ為に過去の経験を押し付けたり、圧力や権力でやらせようとしたり、出来ないことへの怒りや強制を行い子供達が自らやろうとする意欲を削ぎ落とします。このやり方は不必要で、やはり子供と共にゴールを目指す学び続けるコーチング姿勢が必要です。こうしないと自ら勝利を目指す人間は育たないのです。

勝利至上主義の指導手法を取ってきた指導者はそのようなやる気をそぎ落とすやり方しか知らない人が大半で指導の意義を履き違えています。

我々の指導はフジスポーツクラブのネームバリューのためでもクラブ日本一になる為でもありません。

あくまでも子供の未来の為に。それが大前提です。
そして本来はダブルゴールを目指す指導はフジスポーツクラブだけやることではありません。
あらゆる指導者はこのスポーツの本来の意義を理解して指導にあたるべきだと思ってます。そういう世界を作っていくのも私の使命だと思って広大な海に広がる『課題』という石を一つ一つ拾っていく作業を止めないで歩き続けるしかありません。
こういったクラブの姿にたとえ体操界でなくても共感者が一人二人と出てくるように信じてます。

止めずにやり続けることで世界は変わっていくと思います。
まず私達が先頭を切り表現しましょう。

今週も頑張ろう!  』

 

・・・とはいうものの我々もまだまだ発展途上です。

子供達の未来のために全員で力合わせ一生懸命努力し続けなくては!

 

フジスポーツクラブ代表 宮下裕至

 

★2021年11月16日

 

【好き嫌いについて】
 
好き嫌いで物事や人物を判別する人は、必ず人を見る目や判断に死角ができるようです。
これは本当に気を付けないとすぐに陥りますね。
好き嫌いでなく『愛情込めて客観的』に人や物事やお客さんを見つめないと。
 
フジスポーツクラブ代表 宮下裕至
 

★2021年11月14日

 

11月号に記載しました。

■過度な期待を強いられる子供たち

子どもの幸せを考えて少しでもいい学校に入れたい。経済力をつけて幸せになって欲しい。

そんな思いから我が子の未来を願って色々考えてしまう方も多いのではないでしょうか?

そして親、教師、教育機関など色々な立場の大人の方の思いやりやプライドなどが子供達にプレッシャーとして降りかかっているように感じてます。

また今の教育環境で子供達は小さい頃から点数をつけられ比較されて『出来ること』によりほめられ『出来ないこと』を恥ずかしく思うように育てられてしまう傾向にあります。

出来ないことや失敗は次への大切なステップなはずなのにこの経験をいつしか親も子も教師も無意識のうちに避けさせていくようになってはいないでしょうか?

そもそも優秀な子とはどのような観点で決められるのでしょうか?

勉強が出来て優秀な大学まで進学出来て一流企業や所得の高い会社に入り経済力を持った立場になる。これはこれで素晴らしいことだと思います。しかしこれはゴールではなく単なるスタートに過ぎません。その先の人生何があるかはわかりません。いくら成績が良くて政治家に

なったとしても成功者とされる政治家や官僚が嘘を付き質問にも答えず忖度し自分の居場所を確保する。

これって幸せなのかなと私は思ってしまいます。

ここで幸せが何か考えてみます。基本的に幸せの価値は十人十色で正解はないですが、例えば人間関係。

仲の良い人がいて困った時に力を貸してくれる人がいる。そしてそのおかげで目の前の困り事を何とか乗り切ることが出来た。そうして、その人に感謝の気持ちを持つことが出来て自分も人を助けたいと思う。

今度は助けてもらった人を助けてあげた。喜んでいる友人の笑顔に感動し涙ぐんだ。

これはこれで幸せなことではないでしょうか? このような心の力は身体的活動や遊びや人と人との触れ合いの場を通し人格を養いこういった人間関係をもつくる力へと繋がって行くと私は思っております。

■今は便利だけど抜け落ちている点がある環境

昔は空き地で友達と野球をしたり缶蹴りや鬼ごっこをしたりと友達同士で汗だくになり遊び触れ合う環境がありましたが、今は公園でも思い切り遊べず危険だからボール遊びを禁止する看板まであります。

そしてバーチャルな環境が整備され子供達は人と人とのつながりより画面越しのヒーローとの関係を楽しみに触れる機会が圧倒的に増えていて社会に出てからリアルな人間関係に苦しむ子が増えているのも事実です。それに輪をかけて読み書き計算がしっかり出来て賢いとされる評価を受けることが社会的地位を確

立するとされる傾向も後押しし子供同士の比較や競争も親を巻き込み加熱してしまいます。

この読み書き計算も知識としては必要ですがそれを多くの人々や社会の為に使えれば良いのですが肝心な人間的成長を成し遂げられず自己利益の為にそれまでに得た知識を悪用する事も残念ながら多々起こっています。

■人とは比べず育ててあげたい

人と比較するということ自体を少し考えてみましたが人間ってどうしてもゴールがだんだんぼやけて

しまう生き物だと思うのですが、例えば将来『金持ちになって人助けしたい』をゴールだと思ったと

したら進んでいるうちに勉強ではどのくらいの順位にいないと•••とかあの子よりは頭良くないと

  • •とか目の前の比較に気を紛らわされる。『プロスポーツの選手になりたい』という夢が目の前の

○○くんに勝つ為には?が目的にすり替わったり•••さらにはレギュラー・補欠で保護者間の力関係

が出てきたりとか、どうしてもやってるうちに目の前の色々な競争や比較に巻き込まれていくうちに

本来どうなりたかったんだっけ?というのが忘れられ比較競争に必死に勝ちに行く人々をたくさん見て

きました。この目の前の比較や競争はどういうことをもたらすか?もちろんすべてがそうではありません

が、いつの日か目の前の競争や比較に勝つ事がゴールのように錯覚して本来身につけるべき力は何なの

か?本来自分はどうなりたかったのか?と言うことよりどうしたらその競争に勝てるのか?ばかりに意識

を持っていかれがちだということを傾向として見てきました。

私はこの比較論や勝ち負けより『自己最高』に集中し真っ直ぐ真剣にゴールに向かうほうが早く成長

を遂げられるし心も穏やかで幸せだと思います。

■人と比べない金メダルを見た!・・

先日北九州で行われた世界体操選手権で内村航平選手が鉄棒で6位になりました。

彼は体操界ではキングと呼ばれ世界体操選手権と五輪を合わせて8連覇した

ものすごい人です。

現在32歳の内村航平にとってケガや年齢からくる衰えとも戦った一年ではなかったのかと思いますが東京五輪では内村らしからぬ鉄棒での落下でキング内村は予選落ちに終わりました。ものすごく落ちた表情の内村選手をテレビ越しに胸を締め付けられる思いで見てました。

それから2ヶ月後の今回の世界体操選手権では同じ鉄棒で最後まで演技をやりきり着地をピタリと決め

最高の笑顔とガッツポーズを見せてくれました。

点数は若手と比べたら、やはり肩の痛みも筋力の衰えもあり当然今の内村選手はかなわないことも自分自身でわかっていたはずです。その会心の笑顔とガッツポーズの演技に対する順位は6位でした。

でも今の彼の中での自己最高を出せたことに対する笑顔とガッツポーズだったのではないかと見ていて思いました。正直金メダルを取っていたころの内村より人間味がありカッコいいと感じました。

私はこれが比較論でなく今の自己最高を目指して戦ってきた内村選手の中だけの最高の金メダルなのではないかと、そう感じ取りました。そして彼は幸せだったに違いないと思いました。

■これからの教育環境や育児に必要なことは?

私は現在教育環境で起こる比較や競争のプレッシャーから子供たちを開放し自分の中の夢中になることや好きなことを楽しんでもらえるよう今遊びや楽しみ、そして人との触れ合いの中から人間力の下地を作り誰から強制されれることなく比較の渦に押し込められることもなく自己最高をつかみに

行ける人間になってほしいなと日々考えております。

一人ひとりに成長する、夢を掴む権利がありますので、我々大人は気持ちで目一杯応援するだけで過熱しないよう見守りたいなと願っております。そして一人ひとりの子供に大切なドラマがある。

その子らしく夢を追い生きてほしい。そんな願いを持ちながらこれからも一人ひとりと向き合いたいと思っております。   

                                                     フジスポーツクラブ代表 宮下裕至

 

★2021年10月18日

 

今月のフジスポだよりに掲載した内容です!

10月号

『教育を通じて外してはならない大切な事は?』

 

教育の本質は勝利や優秀な成績を残すことも大切ですがそれのみを目的とするのではなくその過程で人間的成長を手に入れることが私達は本当に大切で外すことが出来ないことだと思っております。

近年、ITなどの技術の発達やコロナなどで社会構造や常識が大きく変わったこともあり以前に比べて、より自分で考え、自分で判断し、行動に移せる『自律』が何より求められるようになっております。

一方的に知識をインプットしたり強制的に覚え込ませるやり方で結果を求める教育方法では自律を手に入れることは難しく、自分で考えチャレンジしてみる、失敗も経験しながら進んでいくことが成長の為には何より重要です。

人はマニュアルや教科書通りには育たず失敗や挫折の経験を通じて一番成長する生き物です。

大人が子供の失敗したこと自体を怒り失敗させないように委縮させるような指導ではなくむしろ貴重な失敗環境を奪わずにそこまでに挑戦する姿勢や勇気を称賛し本人と一緒の立場になり、なぜ失敗したのかを真剣に考え、子供が自分自身で答えを導き出していける意欲を出せる環境を整えることが何より大切であると考えています。

 

■現実の指導現場で起きている課題は?

残念ながら現状では子供達を数値や順位のみで評価する傾向が多いことや失敗した事自体を指摘する場面も多く失敗を恐れずチャレンジする気持ちを奪ってしまい自律していける場面が少ないと感じております。

スポーツの世界ではそういう、結果や勝利のみを重視することを『勝利至上主義』と言い失敗は悪とされとにかく勝つこと、勝てば手段を選ばないと言った世界がまだまだ多くて長年崩れておりません。確かに皆勝ちを目指しているわけですから勝つことは大切なのですが、もっと大切なのは勝利を目指す過程で失敗や敗北や経験を通じ最適解を探し壁を乗り越え人間的に大きく成長する事が一番の目的であるべきです。

 

■子供の将来を考えて

子供達の人生はこの先長く続きます。

大きくなって成人すれば本当に自分の力で道を切り開いていかなくては行けなくなります。

よって子供たちの将来に向けて成長の肥やしとなる貴重な失敗体験を決して奪っては行けないし我々はそれを乗り越える子供達を心から応援しなくてはいけないと思っております。

 

■人間形成に適した環境は?

人間形成をしていく上での環境提供において主に気を付けていることは以下のような環境です。

 

◆失敗自体を否定せずチャレンジを称賛する環境 

👉時に自分で決めた出来るチャレンジをしないことへも真剣に向き合います。

◆自ら進んでやる、挑戦する意欲をかき立てるような楽しい環境

👉人は好きな事、やりたい事には全力を投じることが出来ます。

◆人間味が出せる場面作り(礼儀・謝罪・感謝・他者や友達の理解)

👉子供達に人の気持ちを理解出来るような背中を見せる指導者や大人が同じ環境にいる必要があります。

 

是非ここまでの事をご家庭でお子様と接する際も参考にして頂き自分から考え行動できる自律したお子様を育んで行って頂ければ嬉しい限りです。

今後とも宜しくお願い致します。 




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